シフクノオト

アルバム
『シフクノオト』ジャケット
『シフクノオト』~11thアルバム~

"至福"は幸福のもっと上、もっと上って欲張っていくものではなくて、すごく足元にあるもの、それを幸福だって感じられることこそが至福なんだって。

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『シフクノオト』ジャケット
『言わせてみてぇもんだ』~大切なことなんて きっと知ってんのに~

アルバム『シフクノオト』の1曲目を飾ったシンプルでストレートなロック・チューン。意表をついた男気のあるタイトルだが、ちょっぴり情けない心情が歌われていて面白い。

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『シフクノオト』ジャケット
『PADDLE』~ただ ただ 明日へとパドリング~

前向きなメッセージ・ソングでも、決して押しつけがましいところがないのがミスチル流。4リズムを中心としたシンプルな伴奏で奏でる爽快なロック・グルーヴに乗せて、わくわくするような未来への希望が歌われている。

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『シフクノオト』ジャケット
『掌』~キスしながら唾を吐いて 舐めるつもりが噛みついて~

他人を愛そうとすればするほどお互いに傷ついてしまう愛のジレンマを、ソリッドなギター・サウンドに乗せて歌うロック・チューン。余計な装飾を落としたバンドのヘッド・アレンジ的な一体感も痛快だ。

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『くるみ』~進もう 君のいない道の上へ~

表面的にはラヴ・ソングの形を装いつつ、その中に人生の虚しさや、決して癒されない孤独感を忍ばせ、それでいて穏やかな優しさがこみあげてくるような、まさに桜井和寿にしか書けない珠玉のポップス。

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『花言葉』~コスモスの咲く季節に君は去った~

どことなく70年代のフォーク・ソングを思わせるアコースティック・ギターのアレンジが印象的。カラっとしたシンプルなメロディではじまり、ディープに展開していく曲の構成は、ミスチルの存在そのもの。

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『Pink ~奇妙な夢』~紫色の渡り廊下で 顔のない男と出会う~

アルバム『シフクノオト』に収録されたナンバーで、エレキ・ギターのサウンドを全面に出したロック・チューン。幻想的な夢の情景を描き、愛の形を象徴する歌詞が新しい。

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『血の管』~柔肌の上に浮かぶ 血の管にくちづけた~

小林武史が奏でるアコースティック・ピアノをバックに淡々と歌うシンプルなバラード。張り詰めた緊張感を感じさせるメロディで、歌詞も悲痛な内容だが、重苦しい雰囲気はない。

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『空風の帰り道』~今日の日が終わる また必ず会える~

恋人と一緒に歩く帰り道、ふと当たり前の幸せに気がついて嬉しくなる……。誰にでもある、そんな小さな喜びを、桜井和寿は上手にすくい上げて見事に表現している。70年代ソングライター風な簡素な演奏も的確。

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『Any』~また12色の心で 好きな背景を描きたして行く~

小林武史による切なげなピアノのイントロが、名曲「Tomorrow never Knows」を彷彿とさせ、ファンには大歓迎で迎えられた。シンプルな導入部とドラマティックなサビの対比が面白い。

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『天頂バス』~天国へと続く滑走路 全力疾走で駆け昇ろう~

アコースティック・ギターがロックなリフを奏で、ダイナミックなロック・サウンドに突入するかと思えば、サビではテクノ風なアレンジが待っている、といったストレンジな印象を感じさせるナンバー。

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『タガタメ』~戦って 戦って 誰がため 戦って~

“1日でも早くたくさんの人に聴いてもらいたい”として、アルバムのリリースを待たずにラジオでオンエアされるという、異例の方法で発表された曲。混乱を極める世界に対する渾身のメッセージ・ソング。

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『HERO』~そして最後のデザートを笑って食べる君の側に僕は居たい~

内省的な自己批判や、歪んだ社会への違和感といった“ポップス”とは程遠い毒気を孕みながらも「でもヒーローになりたい~君にとっての」と、サビでピュアな感情を爆発させる桜井マジックの真骨頂。泣ける。

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