[(an imitation) blood orange]
『[(an imitation) blood orange]』~17thアルバム~
音楽なんかになんの意味があるんだろうと思ったし。だからこそ、このアルバムは悲しみとか苦しみを内包しないものにしたいと思ってはいましたね。
『hypnosis』~もう現実に引き返せなくたっていい~
壮大なスケールとズッシリとしたヘビィネスを共存させたサウンドとともに、自分のなかにある不安や狂気と格闘しながら、それでも前に進んでいこうとする意志を描いた楽曲。
『Marshmallow day』~君の感触を噛み締めよう~
軽やかで甘いギターポップ系のサウンド。資生堂「MAQuillAGE」CMソング。野外音楽イベント『ap bank fes '12 Fund for Japan』で先行披露された。
『End of the day』~本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ~
「祈り ~涙の軌道」「pieces」とのトリプルA面として発表の34thシングル。かき鳴らすアコースティックギターを中心に、ハーモニカやアコーディオンが絡む疾走感のあるナンバー。ひとりごちるような前半から、躍動感のあるサビへの変化が楽しい。
『常套句』~愛しています 君はどう~
ポップさであったり冷酷さであったり、さまざまな思いを込めた音楽を作ろうとしてきた。これからもそういう音楽を届けていきたいから、ぜひ受け取ってほしい。
『pieces』~さぁ 次の余白に続きを描こう~
失くしたピースによる空白はこれから描く夢のための余白なんだと歌う真っ直ぐな桜井の歌声と、それを優しく包み込むようなサウンドとの対比が絶妙。
『かぞえうた』~きえない きぼうのうた~
何もかも失い、悲しみ苦しみに取り囲まれている状態でも、それでもやっぱり希望を探して数えていけたら…また人間にはそういう力があると信じたい。そんな希望の歌です。
『インマイタウン』~友人は嫌気がしたと twitter に書き込み~
夢や希望みたいなものを歌うっていうことが、恥ずかしかったり、嘘っぽく思ってずーっと避けてきたんだけどなんかそれに照れがなくなった。今っていう時代が夢を必要としているかわからないけど、自分の中では、ど真ん中のような気がして。
『過去と未来を交信する男』~お金など頂きません~
震災に対してもの凄く明るい希望を歌ったものです。震災の心情を一番…芸術とまでは言わないけど、音楽芸術に返還できた曲だからライブとしてみんなに届けたかった。
『Happy Song』~いつだってこの胸に流れる~
フジテレビ系『めざましテレビ』2012年度テーマソング(2012年4月2日 - 2013年3月29日)。ナオト・インティライミがコーラスで参加している。 アルバム [(an imitation) blood orange […]
『祈り ~涙の軌道』~笹舟のような祈りを浮かべればいい~
震災以降として考えると、この曲のAメロのメロディがきっと最初なんですよね。優しくて、日本の郷愁をそそるメロディ。それがすべてだったんだと思います。