ミスチルには珍しいメロウな曲調で、ブラスをフィーチャーしたAOR風ナンバー「クラスメイト」を連想させる。恋愛の真実を抉り出した残酷な歌詞で“ポップス”とは程遠い悲痛なナンバーになっている。

渇いたKiss [5:14]

アルバムIT’S A WONDERFUL WORLD
発売日2002年5月10日
曲順5/15
作曲桜井和寿
編曲小林武史&Mr.Children
『01. overture 02. 蘇生 03. Dear wonderful world 04. one two three 05. 渇いたkiss 06. youthful days 07. ファスナー 08. Bird Cage 09. LOVE はじめました 10. UFO 11. Drawing 12. 君が好き 13. いつでも微笑みを 14. 優しい歌 15. It's a wonderful world』ジャケット
桜井和寿

感想・コメント

FATHER&
MOTHER

シニカルな歌詞が素晴らしくてすごく良い。

FATHER&
MOTHER

生々しい歌い方がお気に入り。未練たらしい男には響きます。

FATHER&
MOTHER

歌詞とメロディの親和性が高くて、最初から最後まで世界観にどっぷり浸れます。

一番

イントロ(21sec)

Aメロ

生温い空気がベッドに
沈黙を連れてくる
もう うんざりしてるのは
僕だって気付いてる

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

君が最後の答えを
口にしてしまう前に
渇いたキスで塞いでしまう
それでなんとか
今をしのげればいいのに

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

サビ

いつからか君は取り繕い
不覚にも僕は嘘を見破り
よくあるフォーマットの上
片一方の踵で乗り上げてしまうんだ

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

誰かが禁断の実摘み取り
再び次の果実が実る
揺るぎのない決心に凍りつく顔
力のない瞳が映すのは
僕という過去なんだ

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿
渇いたkiss wonederful world on DEC 21
wonederful world on DEC 21

二番

Aメロ

くたびれたスニーカーが
ベランダで雨に打たれてる
線香花火 はしゃいでた
記憶と一緒に

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

日に焼けたショーツの痕を
やたら気にしてたろう
あんなポーズが この胸を
今もかき乱しているとは知らずに
Oh Baby Don't go

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

サビ

ある日 君が眠りに就く時
僕の言葉を思い出せばいい
そして自分を責めて
途方に暮れて
切ない夢を見ればいい

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

とりあえず僕はいつも通り
駆け足で地下鉄に乗り込む
何もなかった顔で
何処吹く風
こんなにも自分を俯瞰で見れる
性格を少し呪うんだ

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

<間奏>(21sec)

渇いたkiss wonederful world on DEC 21
wonederful world on DEC 21

三番

Cメロ

総ての想いを絶ち切ろうとする度
まとわりつくような胸の痛み
Oh Baby Don't go

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

大サビ

ある日君が眠りに就く時
誰かの腕に抱かれてる時
生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ
桃色のケロイドに変わればいい
時々疼きながら
平気な顔をしながら

Mr.Children/渇いたkiss 作詞:桜井和寿

アウトロ(19sec)

あとがき

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『01. overture 02. 蘇生 03. Dear wonderful world 04. one two three 05. 渇いたkiss 06. youthful days 07. ファスナー 08. Bird Cage 09. LOVE はじめました 10. UFO 11. Drawing 12. 君が好き 13. いつでも微笑みを 14. 優しい歌 15. It's a wonderful world』ジャケット
『youthful days』~胸の鐘の音を鳴らしてよ 壊れるほどの抱擁とキスで~

ラヴ・ソングの形を借りて、青春の痛みや悲しみを浮き彫りにする、桜井和寿節が炸裂した疾走感あふれる感動的なナンバー。10代の頃のだらしなげな“匂い”さえ喚起させる歌詞の生々しさが秀逸。

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