単独アーティストとしては最大となった55万人動員の全国スタジアム・ツアーから、2007年9月の東京公演の模様を収録。「終わりなき旅」「名もなき詩」など、15周年を振り返るベスト的セット・リストが魅力。"ただいま おかえり"というリフレインが印象的な「彩り」に象徴される、何気ない日常への愛おしさ、当たり前の生活があることの素晴らしさが『HOME』のテーマなのだが、一方でこのアルバムは日本のトップ・バンドである彼らが、そのアンサンブルをさらに深めることに成功した、音楽的な高まりを告げる作品でもある。

概要

発売日2008年8月6日
収録日2007年9月9日
会場横浜国際総合競技場
収録時間 164分
形式 DVD
桜井和寿

"取り立てて言うまでもないこと”を、大切な人たちと確認し合うように、大事に奏でたのが今回のアルバムのような気がします。

桜井和寿

15周年の要素を加えてアリーナツアーとはまた違う曲を何曲か選んでみました。僕らを育ててくれた音楽やファンの人たちへの感謝の気持ちを僕らなりに込めて…。あとスタジアムということで青空が似合う曲も選んでたような気がする。

小林武史

すごくバンドだなと思います。特に桜井を見ていると、この一人一人のつながりの中で安心してこのバンドをやっているんだってことがものすごくわかりましたね。このバンド感は本当にすごいものがあります。だから、あんなすごい演奏、あんなすごい曲が生まれてくるんですよ。

収録内容

あとがき

金属音と電動ドリルの音が響く会場。オープニング映像では工場で働くロボットたちが、「ただ目の前に並べられた仕事を 手際よくこなして」います。工事音から小林武史氏が奏でるピアノの旋律に変わり、この歌詞が歌われます。

序盤にはなかなかライブで演奏されないレア曲が2曲続きます。まず、1曲目は会場を盛り上げる『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』。そして、2曲目の『CROSS ROAD』はバラード風アレンジで15周年の特別感を演出します。どちらも代表曲ながらライブDVD初収録となりました。(『CROSS ROAD』は1995年12月15日発売の『【es】Mr.Children in FILM』にも収録済だが、VHSとLDのため自宅での再生はやや困難…)

オープニング映像

“HOME”らしい曲ということで選ばれた『CROSS ROAD』は初のミリオンヒットを記録したMr.Childrenの原点ともいえる一曲です。ここからミスチルの“新たなる道”が始まりました。メモリアルツアーというこのタイミングで演奏されることに感慨深いものがありますね。本アクトは『Mr.Children 30th giving 1』にも収録されています。

『my life』と『ひびき』も優しい歌詞と穏やかなメロディーで日常感が溢れています。“HOME”の雰囲気にとても合っていて、アルバム曲とカップリング曲ながらどちらも存在感がありました。そして、これまた貴重映像です。

『もっと』

中盤に差し掛かり、『もっと』の誕生秘話が桜井さんの口から語られます。ライブのテーマは“日常”から“平和”へ。ジョン・レノンの名曲『Imagine』のカバーも見どころです。この曲は国や宗教の対立、人間の持つ欲望から発生する戦争や憎しみなどは無意味だと訴え、共により良き世界を思い描こう、という歌詞です。ギネスが30,000人以上から取った「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートの結果、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」に次ぐ第2位を獲得しています。

Disc1だけで『名もなき詩』『Tomorrow never knows』『HERO』といった定番曲を抑えつつ、他では観られない・聴けないプレミア演奏の目白押し!この充実した内容が本作品『Mr.Children"HOME"TOUR 2007 ~in the field~』を最高傑作と言わしめる理由です。

サビ

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one

John Lennon/Imagine

あなたは私が夢想家だと言うかもしれません
しかし、私だけではありません
いつかあなたが私たちに参加することを願っています
そして世界は一つとして生きる

LIVE映像

桜井和寿

新しいベクトルを探さなくても、今みなさんが生活している日常こそが素敵なものなんじゃないか。