<息を殺してその時を待っている>という言葉から歌われる不穏な始まりの一曲。前作『重力と呼吸』のデッドストック。2020年1月にロサンゼルスでレコーディングされた。
DANCING SHOES [3:38]
発売日 | 2020年12月2日 |
アルバム | SOUNDTRACKS |
曲順 | 1/10 |
作詞・作曲 | 桜井和寿 |
編曲 | Mr.Children , Steve Fitzmaurice |

イメージとしてはライヴで言うと本編の始まりが『 Brand new planet 』で『DANCING SHOES』はオープニングSEみたいな感じかな。
感想・コメント

MOTHER
ミスチルのアルバムの1曲目って絶対ワクワクする曲。

MOTHER
曲が流れた瞬間の鳥肌やばかった!!

MOTHER
「その両手に繋がれた鎖、タンバリン代わりにして踊れるか?」は秀逸過ぎる。
一番

「ん、このアルバムどうなってるの?」って聴きたくなるかなって。ドキドキワクワクしてもらいたい。
イントロ(23sec)
Aメロ
息を殺してその時を待っている
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
いつか俺にあの眩い光が
当たるその時を
Aメロ
でも案外 チャンスは来ないもんで
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
暗いトンネルの中で
ぼんやり遠くの光を見てる だけ
Aメロ
バランスとって生きるのが人の常
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
右肩上がれば左の肩も上げ
やっぱ両肩下げる
Aメロ
群れを離れ歩いてくのもシンドい
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
良くも悪くも注目浴びれば
その分だけ叩かれる
Bメロ
後退りしたり 地団駄踏んだり
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
なに!?このくだり?
We were born to be free
サビ①
Hey girls, come on
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
Let you wear the dancing shoes.
その両手に繋がれた鎖
タンバリン代わりにして
踊れるか?
転んだってまだステップを踏め!
無様な位がちょうど良い
さぁ Do it, do it,
do it, do it!!
二番

まあ、僕自身も流行りの音楽を聴いているリスナーの1人ですからね。いいなと思ったり、そうじゃないものもあるけど、それを自然と受け入れてるんじゃないかな。イントロが長いと「かったるいな」と思ったりしますからね、今は。
Aメロ
流行り廃りがあると百も承知で
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
そう あえて俺のやり方でいくんだって
自分をけしかける
Aメロ
四半世紀やってりゃ色々ある
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
あちらを立てれば こちらは濡れずで
破綻をきたしそうです

<あちらを立てれば こちらは濡れず>僕の中で相当好きな歌詞です。今回のアルバムのベストですね(笑)
Bメロ
サルバドール・ダリ
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
ってちょっとグロくない?
普通じゃない感じが良い
We were born to be free
《記憶の固執》1931
サビ②
Hey boys, come on
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
Let you wear the dancing shoes.
その両足にかせられた負荷に
抗いステップを踏め!
弾む息を大空に撒き散らして
君は思うよりカッコ良い
さぁ Do it, do it, do it, do it!!
大サビ
Hey guys, come on
Mr.Children/DANCING SHOES 作詞:桜井和寿
Let you wear the dancing shoes.
その両手に繋がれた鎖
タンバリン代わりにして
踊れるか?
転んだってまだステップを踏め!
無様な位がちょうど良い
さぁ Do it, do it,
do it, do it!!
Do it, do it, do it, do it!!
あとがき
待ちに待った『SOUNDTRACK』。『DANCINGSHOES』『losstime』『memories』は前情報がなかったので、一曲目からドキドキする気持ちを抑え、息を殺してその時を待っていました。そこに聴こえてきたダークな雰囲気のイントロと声の衝撃が忘れられないです。たった一曲でこてんぱんにされました。
『重力と呼吸』の雑誌インタビューで「2020年に20作目のアルバムはありますか?」との質問にNOと答えていたので、予想より早いリリースになってとても嬉しかったです。この時期はコロナで自粛ムードの年末でしたが、発売前の『The song of praise』初披露から紅白歌合戦まで怒涛のテレビ出演ラッシュがあったおかげで、全番組録画しそれを繰り返し観ながら充実して過ごせました。
もしコロナが無かったとしたら、これらの出演も無かったのではないかと思います。震災後そうだったように、世の中が暗く落ち込んでるとき、自分たちに出来ることはないかと考え、笑顔と元気をくれるのがMr.Childrenです。詳細は話されていませんが今回もそんな想いがあって5年ぶりとなるテレビ出演を決めてくれたのだと信じています。Mr.Childrenを改めて大好きになりました。
誰かの為に小さな火をくべるよな
Mr.Children/優しい歌 作詞:桜井和寿風
愛する喜びに 満ちあふれた歌
LIVE映像作品
NEXT
『SOUNDTRACKS』 -全10曲-
- 01.DANCING SHOES
- 02.Brand new planet
- 03.turn over?
- 04.君と重ねたモノローグ
- 05.losstime
- 06.Documentary film
- 07.Birthday
- 08.others
- 09.The song of praise
- 10.memories

『DANCING SHOES』は『重力と呼吸』の制作の最後のほうにできた曲でアルバムに入れてもいいなと思ってたんだけど、そのままなくなったものだったんですよね。『 Documentary film 』のデモが上手く作れた時に今ならこれも作れる気がすると思って再度作った感じです。