『名もなき詩』～愛はきっと奪うでも 与えるでもなくて～

それまでの寸分の狂いもない高品質なポップス世界から一転して、粗々しい70年代ロック的なサウンドに転換。以後のミスチル・サウンドを決定づけた記念碑的名曲。桜井和寿の愛に関する考察の鋭さに度肝を抜かれる。

ちょっとぐらいの汚れ物ならば
残さずに全部食べてやる
Oh darlin 君は誰
真実を握りしめる

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

君が僕を疑っているのなら
この喉を切ってくれてやる
Oh darlin 僕はノータリン
大切な物をあげる oh

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

苛立つような
街並みに立ってたって
感情さえもリアルに
持てなくなりそうだけど

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

こんな不調和な生活の中で
たまに情緒不安定になるんだろう?
でも darlin 共に悩んだり
生涯を君に捧ぐ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

あるがままの心で
生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしている

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら
僕だってそうなんだ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

どれほど分かり合える同志でも
孤独な夜はやってくるんだよ
Oh darlin このわだかまり
きっと消せはしないだろう oh

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

いろんな事を
踏み台にしてきたけど
失くしちゃいけない物が
やっと見つかった気がする

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

君の仕草が滑稽なほど
優しい気持ちになれるんだよ
Oh darlin 夢物語
逢う度に聞かせてくれ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

愛はきっと奪うでも
与えるでもなくて
気が付けばそこにある物

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

街の風に吹かれて唄いながら
妙なプライドは
捨ててしまえばいい
そこからはじまるさ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

絶望 失望 (Down)
何をくすぶってんだ
愛、自由、希望、夢
足元をごらんよ
きっと転がってるさ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

成り行きまかせの恋におち
時には誰かを傷つけたとしても
その度心いためる様な時代じゃない
誰かを想いやりゃあだになり
自分の胸につきささる

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

だけど
あるがままの心で
生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら
誰だってそう
僕だってそうなんだ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿

愛情ってゆう形のないもの
伝えるのはいつも困難だね
だから darlin
この｢名もなき詩｣を
いつまでも君に捧ぐ

Mr.Children／名もなき詩　作詞：桜井和寿