アルバム『深海』レコーディング時に作られていながら収録されなかったという意味で、“Mr.Children Bootleg”というサブ・タイトルがついているマキシ・シングルがある。これを聴くと、桜井和寿の詩人としての素晴らしさをあらためて感じることができる。
マシンガンをぶっ放せ [4:26]
シングル | 12th |
発売日 | 1996年8月8日 |
アルバム | 深海 |
発売日 | 1996年6月24日 |
曲順 | 10/14 |
作詞・作曲 | 桜井和寿 |
編曲 | 小林武史&Mr.Children |

例えば毒蜘蛛って日本にはいなかったものだけれど、日本には今までなかったものだからといって最初は駆除してたじゃないですか。それは絶対違うなと思って。だから文化であり発展であり資本主義みたいなものが作り上げてしまった悪っていうのがかなりあって。
感想・コメント

MOTHER
本当に今の時代にぴったりな曲、逆に言うと昔から社会の問題の本質は変わってない

MOTHER
桜井さんの怒り、悲しみ、焦燥感がヒリヒリと伝わってくる

MOTHER
この曲のやるせない感、投げやりだけどユーモアもあるとこ好きです

MOTHER
ドラムとアコースティックギターがカッコいい一曲でミスチル流フォークロックの到達点とも呼べる傑作。

MOTHER
ロックバンドとしてのミスチルはこの曲やこのアルバムがピークだと思います。
一番
イントロ(0sec)
Aメロ
あのニュースキャスターが
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
人類を代弁して喋る
「また核実験をするなんて
一体どういうつもり?」
Bメロ
愛にしゃぶりついたんさい
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
愛にすがりついたんさい
Aメロ
やがて来る“死の存在"に
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
目を背け過ごすけど
残念ですが
僕が生きている事に意味はない
Bメロ
愛せよ 目の前の不条理を
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
憎めよ 都合のいい道徳を
そして僕に才能をくれ
サビ
見えない敵に
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
マシンガンをぶっ放せ
Sister and Brother
正義も悪もないこの時代を
行進していく兵士です
殺人鬼も聖者も凡人も
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
共存してくしかないんですね
触らなくたって
神は祟っちゃう
救いの唄は聞こえちゃこないさ

二番
Aメロ
参考書を持って挑んだんじゃ
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
一生 謎は解けぬ
良識を重んじてる善人が
もはや罪だよ
Bメロ
愛せよ 目の前の疫病を
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
憎めよ 無能なる組織を
そして僕にコンドームをくれ
サビ
僕は昇りまた落ちてゆく
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
愛に似た金を握って
どうせ逆らえぬ人を殴った
天使の様な素振りで
毒蜘蛛も犬も乳飲み子も
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
共存すべきだよと言って
偽らざる人がいるはずないじゃん
この現実に目を向けなさい
<間奏>(18sec)

三番
Cメロ
愛せよ単調な生活を
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
鏡に映っている人物を
憎めよ生まれてきた悲劇を
飼い慣らされちまった本能を
そして事の真相をえぐれ
大サビ
見えない敵に
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
マシンガンをぶっ放せ
Sister and Brother
天に唾を吐きかけるような
行き場のない怒りです
宗教も化学もUFOも
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
信じれるから悲惨で
絡まりあって本心偽って
めくるめくの every day
僕は昇りまた落ちてゆく
Mr.Children/マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿
何だってまかり通る世界へ
アウトロ(27sec)
あとがき
LIVE映像作品
NEXT
『深海』 -全14曲-
- 01. Dive
- 02. シーラカンス
- 03. 手紙
- 04. ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~
- 05. Mirror
- 06. Making songs
- 07. 名もなき詩
- 08. So Let's Get Truth
- 09. 臨時ニュース
- 10. マシンガンをぶっ放せ
- 11. ゆりかごのある丘から
- 12. 虜
- 13. 花 - Memento-Mori -
- 14. 深海