内省的な自己批判や、歪んだ社会への違和感といった“ポップス”とは程遠い毒気を孕みながらも「でもヒーローになりたい~君にとっての」と、サビでピュアな感情を爆発させる桜井マジックの真骨頂。泣ける。
HERO [5:41]
シングル | 24th |
発売日 | 2002年12月11日 |
アルバム | シフクノオト |
発売日 | 2004年4月7日 |
曲順 | 12/12 |
作詞・作曲 | 桜井和寿 |
編曲 | 小林武史&Mr.Children |

この曲は『innocent world』以来の衝撃というかね。いろいろと偶発的な要素もあってのこととはいえ、ここで素晴らしいことが起こりました。

よく小脳梗塞があったからMr.Childrenが変わったと思われがちなんだけど、その前に変わってるんですよ。“HERO”は小脳梗塞以前にできていた曲だから。
感想・コメント

MOTHER
1番と2番のサビは自信のないヒーローを表現するためにファルセット。大サビは決心のついたヒーローを表現するために地声。

MOTHER
この曲を聞くと色んな現実を改めて知る。そして同時にその残酷な世界の中でも確かに愛が希望があると教えてくれる。

MOTHER
誰かにとってのヒーローになれる人生でありたい。
一番
イントロ(21sec)
Aメロ
例えば誰か一人の命と
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
待っているだけの男だ
Bメロ
愛すべきたくさんの人たちが
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
僕を臆病者に変えてしまったんだ
サビ
小さい頃に身振り手振りを
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
真似てみせた
憧れになろうだなんて
大それた気持ちはない
でもヒーローになりたい
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
ただ一人 君にとっての
つまずいたり
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
転んだりするようなら
そっと手を差し伸べるよ

二番
Aメロ
駄目な映画を盛り上げるために
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
簡単に命が捨てられていく
違う 僕らが見ていたいのは
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
希望に満ちた光だ
Bメロ
僕の手を握る少し小さな手
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
すっと胸の淀みを溶かしていくんだ
サビ
人生をフルコースで
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
深く味わうための
幾つものスパイスが
誰もに用意されていて
時には苦かったり
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
渋く思うこともあるだろう
そして最後のデザートを
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
笑って食べる
君の側に僕は居たい
<間奏>(17sec)

三番
Cメロ
残酷に過ぎる時間の中で
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
きっと十分に僕も大人になったんだ
悲しくはない 切なさもない
ただこうして
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
繰り返されてきたことが
そうこうして
繰り返していくことが
嬉しい 愛しい
大サビ
ずっとヒーローでありたい
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
ただ一人 君にとっての
ちっとも謎めいてないし
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
今更もう秘密はない
でもヒーローになりたい
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
ただ一人 君にとっての
つまずいたり
Mr.Children/HERO 作詞:桜井和寿
転んだりするようなら
そっと手を差し伸べるよ
アウトロ(15sec)
