アニメ映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』主題歌。まさに“ファンファーレ”風に幕を開ける、ストリングスやホーンを駆使した壮大なロックだ。“ヨウソロ”“デカい帆をはれ”と映画を意識したフレーズを多用しながら、力強く旅立ちを歌う。
fanfare [6:15]
シングル | 2nd 配信限定 |
発売日 | 2009年12月2日 |
アルバム | SENSE |
発売日 | 2010年12月1日 |
曲順 | 9/12 |
作詞・作曲 | 桜井和寿 |
編曲 | 小林武史&Mr.Children |
感想・コメント

ルフィの体みたいに好奇心と探究心、そして無邪気さとをグングン、グングン伸ばして出来上がった曲。さらにグングン伸びて映画を観た人、音楽を聴いた人に届くと良いなぁ。

MOTHER
なんてやる気の出る歌なんだ。

MOTHER
ナミの「必ず助けに来て」からの『fanfare』はまじで最高だった。
一番
イントロ
- “fanfare”=主に式典などで演奏される、ごく短い華やかな楽曲。
Cメロ
悔やんだって後の祭り
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
もう昨日に手を振ろう
さぁ 旅立ちのときは今
重たく沈んだ碇を上げ
Aメロ
congratulations!
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
今胸に高鳴るファンファーレ!
もう色彩階調は
無限で脳に紙吹雪よ舞え!
Bメロ
覚悟なき者は去れ
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
あてどない流浪の旅
Nobody knows 航海の末路
Aメロ
例えて言うとすれば
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
僕はパントマイムダンサーです
見えもしねえもんを
掴んで天にも昇った気になって
Bメロ
やがて風船が割れ
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
独り悲しい目覚め
そんな日でも
懲りずに「ヨウソロ」を。。。
サビ
ちょっと待ってと言われたって
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
どっち行くんだと問われたって
「答えはいつも風の中」
にあるんですって
いつの間にか大人になって
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
うっかりして真面になって
失った宝物探しに行こう!

二番
Aメロ
吹き荒れるよ
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
今日も見通しの悪い海原で
みんな悪戦苦闘してるんだ
独りじゃないぞ 頑張れ!
Bメロ
歓喜の裏側で誰かが泣く運命
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
それが僕でも後悔はしないよ
サビ
「僕はボクさ」と主張をしたって
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
僕もボクをよく知らなくて
ぐるぐる自分のしっぽを追いかけ回して
ひょっとしたらあなたの瞳に
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
いつか出会った本当の僕が
迷い込んでやしないかなぁ?
って探してみる

三番

昨日の自分より今日の自分が好きでありたい。
Cメロ
まるで袋のネズミ
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
自分で自分を追い込んでた
さぁ 旅立ちのときは今
重たく沈んだ碇を上げ
悔やんだって後の祭り
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
もう昨日に手を振ろう
さぁ 旅立ちのときは今
風をよんでデカい帆をはれ!
大サビ
ちょっと待ってと言われたって
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
どっち行くんだと問われたって
「答えはいつも風の中」
にあるんでしたっけ!?
きっと今日もあなたの瞳で
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
僕も知らない新しい僕は
ぐるぐる旅をしてる
いつか誰もが大人になって
Mr.Children/fanfare 作詞:桜井和寿
ちゃっかりした大人になって
失った宝物を探しに行こう!

あとがき
「この感じ聞いたことある?知ってる?新しいやつです!」の掛け声から始まった『Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY IN TOKYO DOME』での初披露はワクワク感MAXで鳥肌ものです!映像化作品も多く、「昨日に手を振ろう」に合わせて客席全員で手を左右に振るところが楽しいです。『エントランスのエントランス』では本編ラストに演奏されました。『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のエンディングは流れるタイミングが完璧すぎて泣けます。
“船”といえば『Thanksgiving 25』のイラストに大きく描かれていましたね。過去のジャケットの一部を切り取り、寄せ集め、形作られた帆船です。どんな荒れ狂う海原も進んでいけそうですが、Mr.Childrenの船出もルフィーと同じように最初は小さなボートだったはずです。ただただ明日へとパドリングし続けた、長い“航海”のすえに“30周年”という今があります。過去の自分に向けた“後悔”すらも推進力に変えて、水平線の彼方に浮かんでる“半世紀”にもいつかきっと辿り着けると信じてます。