瑞々しいシティ・ポップ・アルバム『Kind of Love』のエンディングを飾ったナンバー。生ピアノによるシンプルを極めたバラードで、年上の女性に恋する少年の苦悩が、狂おしいほど切なく描かれている。

いつの日にか二人で [4:12]

アルバムKind of Love
発売日1992年12月1日
曲順11/11
作詞・作曲桜井和寿
編曲小林武史&Mr.Children
『Kind of Love』ジャケット
桜井和寿

ミッシェル・ファイファーの『恋のゆくえ』っていう映画があったじゃないですか。それで、あの中に出てくるようなスタンダードなものを書いてみたいなと思って作りはじめた曲なんですよ。

感想・コメント

FATHER&
MOTHER

思い出の卒業ソングです。

FATHER&
MOTHER

ストリングスとピアノだけのシンプルなアレンジに桜井さんのボーカルのみ。

FATHER&
MOTHER

最後のひとつ前に凄い曲をもってきて、最後の曲はゆったりとした曲で締めくくるパターン多い。

一番

イントロ(18sec)

Aメロ

今月になって何度目だろう
眠むれずにいる夜は
あのひとの声 聞きたいのに
話す事はない

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

Aメロ

本当の気持ちが恥ずかしくて
騒いで気を引くだけ
もう一人の僕が言う
“こんなはずじゃないだろう"

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

Bメロ

あのひとから見れば僕は
年下の Dearest Friend
誰かの言う ダメな訳も
うなずけるけれど

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

サビ

気が付けば いつも どんな時も
あのひとで 溢れてる
心の中は また曇り空
いつの日にか二人で…

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

<間奏>(34sec)

二番

桜井和寿

で、なんとなく歌っているのが、ミッシェル・ファイファーみたいなイメージだったんで、そこから仮タイトルをつけて。もしかして、あの仮タイトルに影響を受けて、年上の女の人を好きになってしまう……という詞の内容が浮かんできたのかもしれない

Bメロ

あのひとからすれば僕は
年下の Dearest Friend
一度だけの 甘いKissも
忘れたふりして

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

大サビ

映画の中の恋のように
抱きしめ眠る夜を
もう少しだけ夢に見ていよう
いつの日にか二人で

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

アウトロ(20sec)

いつの日にか二人で

Mr.Children/いつの日にか二人で 作詞:桜井和寿

あとがき

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