人生に何度となく訪れる停滞期を通り雨に喩えた、ユーモラスなナンバー。モータウン調のリズムにオルガン、キラキラした音色のグロッケン、王道アレンジのホーンなど、盛りだくさんのサウンドでアルバム『HOME』の終盤を盛り上げる。

通り雨 [5:26]

アルバムHOME
発売日2007年3月14日
曲順13/14
作詞・作曲桜井和寿
編曲小林武史&Mr.Children
『HOME』ジャケット
桜井和寿

この曲で伝えたかったのは、日常の些細な天気の変化でも気持ちをリセットしたり考え方を変えたりできるよなぁ、ということですね。

感想・コメント

FATHER&
MOTHER

入り方凄すぎない?

FATHER&
MOTHER

ネガティブに捉えがちなものもこうあったら素敵だなと思う清々しい表現が好きです。

FATHER&
MOTHER

雨上がりのあの匂いが小さい頃から好きで雨が上がるたびにこの曲を口ずさんでいます。

FATHER&
MOTHER

どんな苦しいことでもいつかは通り雨のように過ぎ去ることに気づかせてくれた。

一番

Aメロ

受け入れたつもりが
どこかで拒んでる
その理由すら自分でわからない

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

目に見えている事
その向こう側にある命の息吹
聞こえる

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

Bメロ

叶わない夢なら
捨てちゃえば身軽だよ
知ってる
分かってるんだけども
もう少し抱きしめていたいや

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

サビ

通り雨
ほらまた降り出した
木の下で雨宿りしながら
物思いにふけっているよ

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

通り雨
この胸を濡らして
水溜まり
いくつも作っていく

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

いつか光が射して
それが乱反射し合って
キラキラ輝くといいのに

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

間奏(12sec)

二番

Aメロ

甘えるのが嫌で
寂しいのが苦手
あまのじゃくだと
君は笑うけれど

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

恨み続けながら
とっくに許してる
そんな毎日 繰り返す

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

Bメロ

生まれた瞬間から
ゆっくりと死んでゆく
そこからは
もう逃れようがないなら
笑っていたいんだけどな…

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

サビ

通り雨
まだ降り続いてる
新聞をめくってる間に
また陽は照りつけるだろう

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

通り雨
この胸を濡らして
水溜まり
いくつも作っていく

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

いつしか夜になって
そこに星空が映って
キラキラ輝くといいのに

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

三番

桜井和寿

歌は上手く歌えてピッチもいいほうがいいんだけど、空に虹が出たら歌うのをやめて虹を指差したほうが、よっぽど多くのものを共有できる。

Cメロ

雨上がりの街にある特有の匂い
透き通った空気が好きだった
何かをリセットしたみたいな気配が
新しい僕を運んでくる気がして…

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

大サビ

通り雨
ほらまた降り出した
鼻歌を歌ってる間に
また陽は照りつけるだろう

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

通り雨
この胸を濡らして
水溜まり
いくつも作っていく

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

いつか光が射して
それが乱反射し合って
キラキラ輝くといいのに

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

にわか雨が通り過ぎてった午後に
水溜まりは空を映し出している
(youthful days)

通り雨
この胸を濡らして
水溜まり
いくつも作っていく

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

いつしか夜になって
そこに星空が映って
キラキラ輝くといいのに

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

キラキラ輝くといいのに

Mr.Children/通り雨 作詞:桜井和寿

アウトロ(44sec)

あとがき

梅雨や雨の日にこそ聴きたいおすすめソングをご紹介します。

It's a wonderful world

「Oh Baby 通り雨が上がるまで/カプチーノでも頼んで待とうか?/この醜くも美しい世界で」

エソラ

「雨に降られたら乾いてた街が/滲んできれいな光を放つ/心さえ乾いてなければ/どんな景色も宝石に変わる」

ヒカリノアトリエ

「大量の防腐剤/心の中に忍ばせる/晴れた時ばっかじゃない/湿った日が続いても腐らぬように」

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