「箒星」に続くシングルは、優しく立ち上がったメロディは、徐々にスケール感を増していき、最終的には美しく壮大な感動へと聴く者を導く。強烈なインパクトよりも大事なものを見つけた大人たちによる素晴らしいポップ・ミュージックだ。桜井和寿の奥深いソングライティングには驚かされる。ドラマ『14才の母』の主題歌。
しるし [7:12]
シングル | 29th |
発売日 | 2006年11月15日 |
アルバム | HOME |
発売日 | 2007年3月14日 |
曲順 | 12/14 |
作詞・作曲 | 桜井和寿 |
編曲 | 小林武史&Mr.Children |

愛情が高まった2人の物語なのか、離れ離れになる2人の物語なのか。そのどちらとも受け取れるラブソングです。
感想・コメント

MOTHER
言葉にできない、いろんな思いがこみ上げて涙が出ます。

MOTHER
「色んな角度から君を見てきた」が成長して背が伸びていく子供を見る親の目線かな。

MOTHER
「半信半疑=傷つかないための予防線」なんて歌詞どうやったら思い付くんんだろう。本当に凄い…
一番
イントロ(15sec)
Aメロ
最初からこうなることが
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
決まっていたみたいに
違うテンポで刻む
鼓動を互いが聞いてる
どんな言葉を選んでも
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
どこか嘘っぽいんだ
左脳に書いた手紙
ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる
Bメロ
心の声は君に届くのかな?
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
沈黙の歌に乗って・・・
サビ
ダーリン ダーリン
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
いろんな角度から君を見てきた
そのどれもが素晴らしくて
僕は愛を思い知るんだ
「半信半疑=傷つかない為の予防線」を
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
今、微妙なニュアンスで
君は示そうとしている

二番

どっちにでも取れる物語にすることで“想い”っていうものだけがドーンと伝わる歌にできないかなぁと考えて。
Aメロ
「同じ顔をしてる」と
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
誰かが冷やかした写真
僕らは似ているのかなぁ?
それとも似てきたのかなぁ?
面倒くさいって思うくらいに
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
真面目に向き合っていた
軽はずみだった自分を
うらやましくなるほどに
Bメロ
心の声は誰が聞くこともない
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
それもいい そのほうがいい
サビ
ダーリン ダーリン
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
いろんな顔を持つ君を知ってるよ
何をして過ごしていたって
思い出して苦しくなるんだ
カレンダーに記入した
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
いくつもの記念日より
小刻みに鮮明に
僕の記憶を埋め尽くす
間奏(26sec)

三番

最後も“ダーリン”の繰り返しでいいと思ったのは、このアルバムの特徴でもあるんじゃないですかね。結論なし、というか(笑)
Cメロ
泣いたり笑ったり
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
不安定な想いだけど
それが君と僕のしるし
大サビ
ダーリン ダーリン
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
いろんな角度から君を見てきた
共に生きれない日が来たって
どうせ愛してしまうと思うんだ
ダーリンダーリン
Mr.Children/しるし 作詞:桜井和寿
Oh My darling
狂おしく鮮明に
僕の記憶を埋めつくす
アウトロ(60sec)

あとがき
『しるし』はやっぱりサビの「ダーリンダーリン」に胸を打たれます。桜井さんにかかればいくらでも他の言葉を乗せられるのに、敢えてこのフレーズで歌い尽くすことで言葉にならない想いが強く伝わってきます。これほどの名曲がアルバムでは目立つわけでもなく見事に調和されてるのが『HOME』のおそろしいところ。
LIVE映像作品

"ダーリンダーリン"とあるが、メロディがそう歌ってくれって言ったから歌っただけ。浮かんだ後で恥ずかしくて躊躇したが、しょうがない。俺のせいじゃないから。
MUSIC VIDEO

最高のラブソングができました。
LIVE映像
『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』In TAIPEI
NEXT
『HOME』-全14曲-
- 01. 叫び 祈り
- 02. Wake me up!
- 03. 彩り
- 04. 箒星
- 05. Another Story
- 06. PIANO MAN
- 07. もっと
- 08. やわらかい風
- 09. フェイク
- 10. ポケット カスタネット
- 11. SUNRISE
- 12. しるし
- 13. 通り雨
- 14. あんまり覚えてないや