リズムのパートがアルバム『HOME』収録の「叫び 祈り」と一対になったナンバー。ほぼア・カペラの前半は、天から降り注ぐ陽射しのようなSalyuのコーラスが賛美歌のよう。後半でブレイクビーツへと鮮やかに変化するサウンド構成は、アルバムの要だ。

ポケット カスタネット [5:51]

アルバムHOME
発売日2007年3月14日
曲順10/14
作詞・作曲桜井和寿
編曲小林武史&Mr.Children
『HOME』ジャケット
桜井和寿

元々はすごくピュアなメロディで、教会の中で子どもたちが歌うようなイメージで書いていて、でもその子どもたちの汚けがれない想いみたいなのが社会に出て行って、いろんなものに巻き込まれて、スピードにのみ込まれて、でもそれでもそのピュアな想いは流れ続けるみたいなことを音楽の中でやりたかった。

感想・コメント

FATHER&
MOTHER

芸術性と神秘性を兼ね備えた最高な音楽。

FATHER&
MOTHER

途中から転調、一気に雰囲気が変わる瞬間がたまらなくかっこいい。

FATHER&
MOTHER

跡形もなく消えていく感じが好き。最後の一音まで聴きたい。

一番

イントロ(16sec)

Aメロ

ポケットに君のメロディー
いつも持ち歩いている生き物
それが僕です
そっと祈るように響かせる
体中に

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

Aメロ

例えばカスタネットで
簡単なリズム 奏でている
それが君です
気まぐれに生真面目に
僕を導いてゆく

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

サビ

つないだ手が語りかける
声になる前の優しい言葉
裏表のない次元で
ゆっくりと今 呼吸している

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

ポケットカスタネット "HOME"TOUR 2007 ~in the field~
"HOME"TOUR 2007 ~in the field~

二番

桜井和寿

アレンジが展開していくところとかでその時間の流れとかを表しています。

Aメロ

お天気がすぐれない日は
君の心にある雨雲を
取り除いて
太陽を差し出せる存在
そうありたい

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

サビ

靴を汚し 踵減らし
歩いてゆく長い凸凹道
季節ごとに咲いた花の香りを
僕ら踏みしめてく

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

間奏(43sec)

ポケットカスタネット TOUR 2011 “SENSE”
TOUR 2011 “SENSE”

三番

桜井和寿

少年少女合唱団みたいなのをイメージいていて、童心に戻る、ということではどっかで宮崎アニメの映画の久石譲さんの音楽のイメージもあって…。

大サビ

つないだ手が語りかける
声になる前の優しい言葉
裏表のない次元で
ゆっくりと今 呼吸している

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

靴を汚し 踵減らし
歩いてゆく長い凸凹道
季節ごとに咲いた花の香りを
僕ら踏みしめてく

Mr.Children/ポケット カスタネット 作詞:桜井和寿

アウトロ(32sec)

ポケットカスタネット DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25
DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25

あとがき

Mr.Childrenの代表曲が並べられた『Thanksgiving 25』のセットリストに、数少ないアルバム曲からの抜擢となったことからも十分に名曲度合いがわかります。『風と星とメビウスの輪』とセットで聴いてほしい!

LIVE映像作品

LIVE映像

『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』

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『HOME』ジャケット
『SUNRISE』~自分の世界に閉じこもった 冴えない気分から抜け出して~

ピアノとギターを主軸にしたミッド・ロック・チューン。“日の出”というタイトルどおり、静かなメロディと力強い言葉で、不安と迷いに悩む心を照らしていく。厭世的な視点からでも小さな光を見出そうとする、ミスチルらしい一曲。

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