フルートの優しい音色で始まるミディアム・バラード。ゆったりとした曲調で大きな愛を歌いながら、「世界は誰にでも門を開いて待っている」「平等の名の下に請求書と一緒に」とさりげなく風刺を挟んでいるところは、さすがミスチル節。

もっと [4:48]

アルバムHOME
発売日2007年3月14日
曲順7/14
作詞・作曲桜井和寿
編曲小林武史&Mr.Children
『HOME』ジャケット
桜井和寿

この曲は9・11が起きたあたりに書いていて『悲しみの場所』はグラウンド・ゼロのことだったり、『世界は誰にでも』から『請求書』のくだりは資本主義のことだったりとか。あまりにも自分の中でその時のイメージが強すぎてね。『IT’S A WONDERFUL WORDL』には合わないと思ったんですよ。でもそこからさらに時間が経って、そういうのをまったく度外視して聴いても“いいな”と思えたので『HOME』に入れました。

感想・コメント

FATHER&
MOTHER

落ち着く。。。本当に大好き。

FATHER&
MOTHER

深い曲ですよね、聞くたびウルウルしてしまう。

FATHER&
MOTHER

ミスチルで一番好きな曲!

一番

桜井和寿

9・11以降アメリカ的な価値が崩壊したあとに、一生懸命他の価値を探そうとしたと思うんだけど、ひとつの新しい価値を正当化するために何かを否定したりとかするんじゃなくて、もうぼんやりと全体を肯定したり。

イントロ(24sec)

Aメロ

悲しみの場所に灯された
裸電球に似た光
それはほら吹きに毛の生えた
にわか詩人の蒼い願い

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

Bメロ

華やぐ季節がそこまで来てるのに
相変わらず心を
どこかに置いたまま

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

サビ

暗い目をしてたって
この星のリズムは
君に笑顔を降らすから
きっと きっと きっと

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

もっと “HOME” TOUR 2007
“HOME” TOUR 2007

二番

桜井和寿

誰が悪いわけでもないけど努力が無駄になったりとか。そういうことがあってこその人生だし普通の出来事になると思う。逆にいいことばかりあると不安になってくるから。

Aメロ

ヘッドフォンで塞いだはずの
理由のない孤独な叫び
やわな手足をもぎ取られた
バッタみたいにもがく思い

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

Bメロ

世界は誰にでも
門を開いて待っている
平等の名の下に請求書と一緒に

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

サビ

そんな理不尽も
コメディーに見えてくるまで
大きいハート持てるといいな
もっと もっと もっと
もっと もっと もっと

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

間奏(22sec)

もっと "HOME"TOUR 2007 ~in the field~
"HOME"TOUR 2007 ~in the field~

三番

桜井和寿

どんな環境になったとしても、僕は楽しく、その中でも喜びを見いだせる人間になりたい。

Cメロ

夜ごとの花火は
もう上がらなくていい
心に消えない光が咲いてるから

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

大サビ

暗い目をしてたって
この星のリズムは
君に笑顔を降らすから
きっと きっと きっと

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

どんな理不尽も
コメディーに見えてくるまで
大きいハート持てるといいな
もっと もっと もっと
もっと もっと もっと

Mr.Children/もっと 作詞:桜井和寿

アウトロ(23sec)

もっと ap bank fes '11
ap bank fes '11

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『HOME』ジャケット
『やわらかい風』~君と過ごした時間があるから 僕は恵まれてるって言える~

優雅なストリングスに乗せて、別れた恋人に優しく語りかけるようにほろ苦い思い出を歌うミディアム・ナンバー。丸い音色のホーンが、セピア色の記憶に淡い色をつけていく。歌詞に攻撃的な言葉がまったくないのが、逆に印象的だ。

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